2021年度以降の活動
2020年度取り組んできた本ワークショップは将来像の策定を目標とし、3つの軸に沿って考えて参りました。
2021年度以降は将来像を実現していくための3つの軸ごとに、以下のアクションプラン(行動計画)を実行可能なものから順次取り組んで参ります。
1.多様な人が活躍し、それを応援できるまち
1-1.若者世代の定住を促進する




地域を知ってもらう
✓住民主体で情報を調査し、集める
✓地域の魅力や地区内外のイベント、不動産情報の発信をする

若者が地域を訪れる理由を作る
✓来る、知る、住むしくみづくり
✓スタジオを作る
✓イベントを開催する
✓まちの個性を発信する

定住を促進する
✓子どもの遊び場をつくる
✓子育てや住宅 の支援を行う
✓空き家の活用を行う
✓仕事を作る
1-2.商店街を活性化させる




話し合いの場作り
✓商店の人と地域住民が持っている意思を相互共有する
✓必要な場所を把握して情報発信
✓世代ごとに、ど の店をどのように利用しているのかを調査
✓連携する場やきっかけをつくる

情報のWeb発信
✓話し合いの場を設けていることを発 信する
✓共有した情報を発信する
✓商店街に関する情報を発信する仕組みを整える

イベントへの協力
✓商店街と町会の連携を強化する
✓商店ごとに持っているまちへの意識や考え方を知る
1-3.みんなに優しいまちになる




地域の問題を知る
✓まちあるきをして見つけたバリア(障害)をマップにする
✓今ある福祉サービスを把握するための調査を行う
✓近所の人がどんな人かを知る=防犯や手助けに!

見つけた問題を改善する
✓マップの中のバリアを改善する
✓高齢者をはじめすべての世代が安心してまちを歩く=運動できる

ユニバーサルデザインの実現
✓ボランティアを地域の中で集めて活動する
2.歩いて楽しい緑のまち
2-1.自然を感じられる生活




準備する
✓児童クラブや老人会など地域住民が主体となって歩いて調査する
✓まちの成り立ちや特色、蛍/鮎など地域の生き物、庭木の魅力、水の景観(用水、河川敷)
✓手入れの仕方を考える

実行する
✓地域の生き物、庭木の魅力、水の景観などを入れ込んだGREEN MAPをつくる
✓コミュニティガーデンや、各庭の木を残す/増やすなど、実験的に緑を育てる
✓花壇や、できた食材を食べられる畑、地域の歴史や文化を受け継ぐコミュニティガーデンをつくる
✓公園をつくる

継続して世話をする・楽しむ
✓コミュニティガーデンの作物を調理して、シェアキッチンやキッチンカーで利用する
2-2.歩いて15分で何でもできるまち




歩きやすさを調査する
✓まちあるき中に休める場所や、所要時間を調べる
✓徒歩や自転車を使って、15分でどこまで行けるのかを調べる
✓道の安全性を調査する
✓地域の風景や道が持っている、歴史や文化の背景を知る

回遊ルートマップをつくる
✓金沢城→犀川河川敷→野町へと歩ける広域なマップを作り、まちに人が訪れる流れを作る

休憩できる場をつくる
✓疲れたら休める場所・機能・施設をつくる(ベンチなど)
2-3.安心・安全なまち

危険マップを共有する
✓地域のハザードマップをつくる
✓犀川のルールを可視化する仕組みをつくる




避難場所を確認する
✓避難場所にスロープなどを設け、誰でも使えるようにする
✓観光客の受け入れが可能かどうかを確認する

改善する
✓図書館跡地を防災公園にする
✓河川敷の明かりを増やし、夜も安全に歩けるようにする
3.日常の会話から新しいアイデアが生まれるまち
3-1.多世代が集まれる拠点をつくる




集まる機会をつくる
✓集まる目的を明確にする
✓サークル活動の情報を発信する
✓地域の勉強会を開く
✓楽しいイベントを企画する

具体的な場所を調査する
✓今イベントができる場所がどこか調査する
✓善隣館でできることとできないことを把握する

空間をデザインする
✓イベントができる場づくり
✓多世代が集まる拠点、小学校、公民館、歌劇座や図書館
3-2.教育実践施設を作る




学生を巻き込んで調査する
✓学生がまちに関わるきっかけをつくる
✓サテライトキャンパスをつくる手段を考える
✓若者の気持ちを調査する

住民と学生がアイデアを出し合う
✓アイデアを出しあって共有する
✓住民に向けた塾を開く
✓スタジオを設ける
✓小学校の畑を活用し、新たなつながりをつくる

実際にやってみる
✓アイデアをどんどんチャレンジする
✓お店作り・朝市など
3-3.情報発信 をする




現在の情報発信について把握する
✓現在は回覧板が住民同士のコミュニケーションになっている
✓情報を集め、整理するシステムをつくる

情報発信方法や場所を検討する
✓リアルとWebの発信をどちらも行い、多世代に対応する。
✓商店街やスタジオに情報発信拠点を設ける=ここに行けば、情報がわかる!という場を設ける
✓世代や、4つの地域を超えた場作りをおこなう

実際に運用する
✓外からのアイデアを受信する
✓ご意見箱を「リアル」と「Web」に設ける